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第16話 悲劇前 穏やかな日々

last update Tanggal publikasi: 2025-04-28 20:13:59
平穏な日々

穏やかに時は過ぎてゆく…。

悲劇の時がゆっくり、忍び寄ってきているなどとは・・そう、知らずに…

そして、エリンシアは

いつの間にか、黒の王妃の不在の日を心待ちしている自分

そう、黒の王妃の不在の時には、ほぼ、必ずと良い程

夜半には、黒の王に呼び出されるから

睦言を…黒の王の瞳を深々と見つめ

彼の美しい黒髪に触れる時が恋しくてたまらくなっている…などと…。

エリンシアの一糸纏わぬ白磁の肌に

黒の王がエリンシアの胸先に

軽く触れて

それから・・

寝床の中で彼に身体を抱かれて

エリンシアの腕が、黒の王の身体を抱きしめる

首筋に触れている王の唇が時折 くすぐったい

「あ・・」 王はクスクスと笑っている それは蜜のような甘い時間

そして、その後、甘い酒を王は口に含み それを口移しにそれを飲ませられる。

「ん・・」

「味は? 女性向けの蜂蜜入りの果樹酒だ 旨いかな?」

「はい、黒の王」

何度もそれを繰り返して、エリンシア姫は沢山、酒を飲まされて

それは少し強い酒で、すぐに酔いが回る。

酔った身体、 再び王の身体がのしかかる

「あ・・!」

しばらく、後…。
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